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葬儀・家族葬ブログ
葬儀の知識
葬儀の所要時間はどのくらい?形式別の目安と流れを紹介
こんにちは。静岡の葬儀社 富士葬祭です。
葬儀への参列や、ご自身が喪主として葬儀を執り行うことになったとき、実際にどれくらいの時間を要するのか把握しておきたいとお考えの方も多いでしょう。
今回は、葬儀の形式別にかかる所要時間の目安や、通夜から火葬まで一連の流れ、参列する際のマナーについて解説します。
時間の目安を知っておくことで、当日の準備や対応もスムーズになるでしょう。

目次
葬儀にかかる所要時間の目安
一般的な仏式葬儀は「通夜」と「葬儀・告別式」を2日間かけて執り行います。
通夜と葬儀・告別式の所要時間は、それぞれ参列者なら約1〜2時間、ご遺族・ご親族なら約5〜6時間が目安です。
遺族・親族の所要時間が長いのは、通夜前の湯灌や納棺への立ち会い、式後の通夜振る舞いや精進落としの対応、火葬や骨上げへの参加があるためです。
セレモニーに参列するだけなのか、喪主やご遺族として対応するのかで、かかる時間は異なるでしょう。
準備や片付けを含めれば8時間を超えることも珍しくありません。
また、どのような葬儀スタイルを選ぶかによっても時間は変動します。
葬儀形式ごとの所要時間について、目安をご紹介します。
一般葬・家族葬
一般葬はご親族やご友人、知人など多くの方に参列いただく葬儀、家族葬は参列者を身内や親しい方に限定した小規模な葬儀です。
一般的な通夜・葬儀は、セレモニー自体は約1~2時間、ご遺族・ご親族でセレモニーの前後にも関わる場合は約5~6時間が目安です。
参列人数が少ない家族葬でも、読経や焼香といった儀式の内容は一般葬と変わらないため、トータルの時間はさほど短縮されないのです。
焼香の順番待ちは人数に比例して短くなりますが、式全体の構成や事前準備にかかる時間は大きく変わりません。
一日葬
一日葬は通夜を実施せず、告別式と火葬を1日で済ませる形式です。
所要時間の目安は約4~6時間となります。
午前中に告別式を執り行い、続いて火葬場へ移動、骨上げを終えたら会食という流れで、夕方までには解散できるスケジュールが組まれることが多いです。
通夜がない分、ご遺族の心身への負担も軽く、スケジュールも凝縮されます。
火葬式(直葬)
火葬式は通夜や告別式などのセレモニーを行わず、火葬場で最後のお別れをしてから荼毘に付す簡素な形式です。
※荼毘に付す(だびにふす):火葬を執り行うこと
日程は1日、出棺から収骨までの時間は約3~4時間と、最も短時間で完結します。
宗教儀式を最小限に抑えるため、ほかの葬儀形式と比較して時間が大幅に短縮されるのが特徴です。
葬儀の種類については下記のコラムでも詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
通夜・葬儀の一般的な流れとそれぞれの所要時間
通夜と葬儀・告別式を2日間で執り行う場合の、一般的な流れと所要時間を紹介します。
18時開式の通夜と、10時開式の葬儀・告別式を例に解説します。
【1日目・通夜】流れとタイムスケジュール
通夜が18時開始の場合の一例をご紹介します。
14:00~16:00頃:湯灌・納棺
喪主とご遺族は、通夜が始まる前に湯灌と納棺に立ち会います。
湯灌でご遺体を清めた後、白装束や故人様のお好きだった衣装に着替えさせ、メイクを施す流れです。
17:00頃:親族集合
ご遺族以外のご親族は、通夜開始の約1時間前に会場へ集合します。
17:30:受付開始
式の30分前から、一般参列者の受付が始まります。
参列者は遅くとも開式の10分前までに受付を済ませ、着席します。
18:00:通夜開始
僧侶が入場し、読経、参列者の焼香、喪主の挨拶が行われ、多くの場合は約1時間〜1時間半で終わります。
参列者が多い場合は、焼香に時間がかかり約2時間になることもあります。
19:30:通夜振る舞い
式が終わると、ご親族を中心とした会食の時間となります。
ご遺族から参加を促された場合は、参列者も参加するのがマナーです。
通夜振る舞いは1時間ほどで散会となることが多いでしょう。
【2日目・葬儀・告別式】流れとタイムスケジュール
10時開式の告別式を例にご紹介します。
9:00:ご遺族・ご親族集合
ご遺族やご親族は、開式の1時間前に式場へ集まります。
喪主が葬儀社と最終打ち合わせをしている間、ご遺族やご親族は控室で待機します。
9:30:受付開始
開式の約30分前から、参列者の受付が始まります。
参列者は葬儀・告別式が開始する10分前までに着席します。
10:00:葬儀・告別式
僧侶が入場し、葬儀・告別式が始まります。
読経、弔電紹介、参列者の焼香が行われ、約1時間で閉式となります。
一般参列者は出棺を見送り、解散します。
11:00:出棺・火葬
葬儀・告別式が終わると、祭壇からお棺を降ろして最後のお別れの時間を持ちます。
故人様のお顔を拝し、お花を手向けてからお棺を閉じ、釘打ちの儀式を経て霊柩車へとお送りします。
火葬場に到着したら、炉の前で最後の読経と焼香を行い、荼毘に付します。
火葬には約1〜2時間を要し、その間ご遺族は控室で待機します。
12:00~13:00頃:骨上げ
火葬が終わると、収骨の儀式を行います。
2人1組で箸を持ち、故人様の遺骨を骨壺に納めていきます。
足元から順に拾い、最後に喪主が喉仏を納めて儀式は完了です。
14:00:精進落とし
収骨が済んだら、参列者や僧侶をねぎらう会食の席を設けます。
この食事の時間は約30分〜1時間です。
葬儀の日取りを決める際には、火葬場の予約状況や僧侶、ご親族の都合を調整する必要があります。
詳しくは「葬儀の日程の決め方は?流れや注意点を紹介」をご覧ください。
葬儀の時間に関する注意点とマナー
葬儀に参列する際は、時間に関するマナーを守ることが、故人様やご遺族への敬意を示すことにつながります。
参列時のマナーについて確認しておきましょう。
参加する際は時間厳守が基本
葬儀や通夜に参列する際は、式の進行を妨げないよう、時間厳守を徹底します。
式が始まる10分前には着席を完了させておきましょう。
受付は開式の30分前に開始されることが多いため、余裕を持って30分前に会場へ到着すると安心です。
ただし、あまりにも早く到着しすぎると準備中のご遺族やご親族に気を遣わせてしまうため、30分以上早く着いた場合は式場の外で時間を調整しましょう。
なお、通夜は訃報を受けて急いで駆けつけることもあるため、多少の遅刻は許容される傾向にあります。
一方、葬儀・告別式は日時が事前に決まっているため、遅刻は避けるべきとされています。
遅刻や早退が避けられない場合の対応
どうしても遅刻してしまう場合は、遅刻の程度によって対応が異なります。
- 15分程度:会場に到着次第、スタッフにお詫びを伝えて案内を受ける
- 30分以上:僧侶の読経中の可能性が高いため、スタッフに確認してから入場する
- 1時間以上:すでに閉式している可能性もあるため、後日弔問に伺うほうが良い場合もある
式の途中で退席する必要がある場合は、受付の際に葬儀社のスタッフやご遺族にその旨を伝えておくと、出入口に近い席を案内してくれます。
退席する際は、周囲の方に目礼をして静かに席を立ち、会場を後にしましょう。
退出のタイミングに不安があれば、事前にスタッフへ相談しておくと安心です。
やむを得ず欠席する場合は早めに連絡
通夜や葬儀・告別式への出席が難しい場合は、できるだけ早くご遺族に連絡を入れましょう。
特に葬儀・告別式に欠席する場合は、精進落としの人数調整に影響するため、早めの連絡が必要です。
参列できない場合でも、弔意を伝える方法はあります。
代理人を立てて参列してもらう方法が最も丁寧とされており、香典も代理人を通じて届けることができます。
また、香典や供物、供花を郵送で送る、弔電を打つ、後日弔問に伺うといった方法も有効です。
「葬儀に参列できないときのマナーとお悔やみの伝え方」もご参考ください。
葬儀の所要時間は形式で異なる
通夜や告別式の儀式そのものは約1~2時間で執り行われます。
喪主やご遺族の立場では、準備や会食対応まで含めて約5~6時間が目安です。
葬儀スタイルによって必要な時間は異なり、一日葬なら約4~6時間、火葬式なら約3~4時間が目安となり、それぞれ1日で完了します。
一般的な葬儀では、通夜は1日目の夕方から、葬儀・告別式は2日目の午前中から執り行うことが多いです。
一般参列者として参列する場合は、開式の30分前には会場に到着し、10分前には着席できるよう余裕を持って行動しましょう。
参列できない場合や途中退席が必要な場合は、事前に連絡することが大切です。
葬儀の時間に遅れないように配慮することは、故人様への弔意の表し方の一つであり、ご遺族へ負担をかけないことにもつながります。
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いざというときに慌てないためにも、葬儀場の見学や事前相談も承っております。

