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参列者の知識

葬儀に遅刻するのは厳禁?遅刻した場合の対処法を紹

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こんにちは。静岡の葬儀社 富士葬祭です。

 

葬儀に参列する際、「交通渋滞で時間に間に合わないかもしれない」「仕事の都合でどうしても遅刻してしまいそう」と心配になることもあるのではないでしょうか。

葬儀への遅刻は基本的に避けるべきものですが、やむを得ない事情で間に合わないこともあります。

 

今回は、葬儀に遅刻してしまう場合の対応方法や、遅刻した際のマナーについて解説します。

葬儀の参列

葬儀の遅刻は基本的にNG

葬儀・告別式への遅刻は、基本的にNGとされています。

その主な理由は以下の3つです。

  • 葬儀・告別式は定刻どおりに進行するから
  • 出棺後は故人様とのお別れができない可能性があるから
  • 式の厳かな雰囲気に影響を与えてしまうから

 

葬儀・告別式は、事前に日時を決定し、定刻通りに開始・進行します。

葬儀場を使用する時間に制限があり、葬儀のあとには火葬場への移動・到着時間が設定されています。

 

そのため、到着が大幅に遅れてしまう場合は、参列が難しくなる可能性があります。

また、式が終わると故人様は火葬場へ移動するため、出棺後の到着になってしまうと、最後のお別れに間に合わない可能性があるのです。

 

また、途中での入室は、タイミングによっては式の雰囲気に影響し、ご遺族やほかの参列者に不快な思いをさせてしまうかもしれません。

 

ただし、お通夜については、葬儀・告別式ほど遅刻が失礼にはあたらないという考えが一般的です。

お通夜は急な知らせで駆けつける方も多いため、仕事の都合などで遅刻してしまうこともやむを得ないというのが理由です。

 

 

葬儀に遅刻してしまうときの対処法

お通夜の受付

葬儀・告別式にどうしても遅刻してしまう場合は、遅れることがわかった時点で、まず葬儀会場に連絡することをおすすめします。

この際、ご遺族や喪主ではなく、葬儀会場または葬儀社のスタッフに伝えるようにしましょう。

 

ご遺族は葬儀当日、さまざまな対応でとても忙しくなります。

ご遺族の負担を増やさないためにも、配慮することが大切です。

 

葬儀が自宅で行われる場合は、遅刻の連絡は控えます。

 

遅刻の程度に応じた対応

遅刻する時間ごとに、とるべき対応を解説します。

 

15分~30分程度の遅刻の場合

葬儀開始から15分~30分程度の遅刻であれば、式場への到着後、式場のスタッフに指示を仰ぎましょう。

受付を担当されているご親族の方がいらっしゃれば、お悔やみの言葉と遅刻したことへのお詫びを伝えます。

 

式場のスタッフが適切なタイミングを案内しますので、その指示に従って入場してください。

 

45分以上の遅刻の場合

式開始から45分ほど経過すると、読経が終わり、式の終盤に差しかかっていることが多いです。

場合によっては、喪主や親族代表の挨拶が行われている時間帯かもしれません。

 

葬儀場のスタッフに相談し、お焼香に参加できるか確認しましょう。

 

1時間以上の遅刻の場合

式開始から1時間以上遅れる場合、すでに式の大部分が終了し、お焼香も終わっている可能性があります。

その場合は、欠席も選択肢として考えましょう。

 

お焼香が終了していたり、後片付けが始まっていたりする場合は、ご遺族への配慮として、無理に会場に留まることは避けましょう。

来訪をご遺族に伝えたい場合は、式場のスタッフに相談します。

 

遅刻した場合のお詫びについて

遅刻した場合のお詫びは、葬儀当日のご遺族は非常に忙しいため、必ずしもその場ですぐにお伝えする必要はありません。

後日、改めて弔問した際や電話で、落ち着いたタイミングでお詫びしましょう。

 

日常的にメールでやり取りしている間柄なら、メールでお詫びするのも一つの方法です。

 

 

葬儀に遅れる場合の香典の渡し方

葬儀に遅れた場合の香典の渡し方についても、マナーを確認しておきましょう。

 

受付がまだ開いている場合

受付が開いていれば、通常通り記帳をして受付に香典をお渡しください。

 

受付が終了している場合

受付がすでに終わっている場合は、次のいずれかの方法を検討しましょう。

  • お渡しできる状況であれば直接喪主に渡す
  • 後日、改めてご自宅に伺って渡す
  • 現金書留で香典を送付する

 

金銭に関するトラブルを避けるためには、後日改めてご自宅に伺うか、現金書留で送ることが無難です。

現金書留の場合は、お悔やみとお詫びの手紙を添えると丁寧です。

 

お通夜ですでに香典を渡している場合

お通夜の際にすでに香典をお渡ししていれば、葬儀・告別式で再度渡す必要はありません。

 

 

葬儀の遅刻は避けるべきだが、やむを得ない場合は適切な対応を

葬儀や告別式への遅刻は基本的には避けるべきといわれています。

急な訃報で駆けつけるお通夜については、一般的には遅刻も失礼に当たりません。

ただし、葬儀・告別式は事前に日時がわかっていることから、できる限り時間通りの参列が望まれます。

 

やむを得ず葬儀に遅刻する場合は、遅刻の度合いに応じた対応を心がけましょう。

読経や焼香が行われている段階では、スタッフに相談し、適切なタイミングで入室・参列できることが多いです。

1時間以上の大幅な遅刻では、葬儀が終わっている可能性もあるため、欠席も選択肢に入れるべきです。

 

香典に関しては、受付が開いていれば通常通り渡し、終了していれば後日お渡しするか郵送すると良いでしょう。

重要なのは、遅刻が避けられないとわかった時点で冷静に対応し、ご遺族に余計な負担をかけないよう配慮することです。

 

静岡県の葬儀は、富士葬祭におまかせください。

いざというときに慌てないためにも、葬儀場の見学や事前相談も承っております。

 

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